観覧車が頂点に到達しようとした、その時・・・・
ターゲットカップルのラブ・ボルテージも頂点に達し、唇to唇が急接近っ!
本田の身に起った異変も頂点に達し、顔が真っ青!<ヤバかばい!>
本田!映像は撮れてるのか?<一番大事なとこばい>
秋山 「ほっ本田さん?大丈夫ですか?」
本田 「う゛っうっ・・・・・・たっ高い・・・」
観覧車の窓から下を覗き込み、ワナワナと震えている。<まさかこん奴は?>
秋山 「高い所が苦手なんですか?」
本田 「にっ苦手じゃないけど・・・・嫌いなだけ。」<どっちでも一緒ばい!>
震えながらも懸命にカメラを回している本田を見かねて
秋山 「撮れてますかぁ?僕が代わりますよ。」
本田と場所を代わり、カメラを受け取ろうと腰を上げると
本田 「うっ動くなぁぁぁ゛ぁ゛~~~~っ。」(金切り声)
えっ?本田さん。そんなに怖いの?
本田 「たっ頼む、俺っ、頑張るから、揺らさないで・・・・・・」
秋山「たっ高い所が嫌いなんでしたね。撮れてるなら問題ないので・・・・」<こん人、本気で怖がっとるバイ>
こちらのゴンドラで、本田の高所恐怖症が判明しドタバタしている間も、ターゲットのゴンドラではイチャイチャの真っ最中。最初は受身だった女性の方も、ボルテージが上がってくると積極的に!リアルな表現は避けますが、絡み合っています。<エロかねぇ>
ターゲットのゴンドラは予想以上の展開になってくれたので◎ですが、高所恐怖症の本田の息遣いが荒く「ハァ~ハァ~」言っているので心配<映像は撮れっととね?>
が、本田の?映像の?心配をしていた僕が馬鹿でした。
本田 「秋山ぁ~。あれはやりすぎだよなぁ~。」<鼻の下が伸びとるですよ>
秋山 「映像は撮れてますよね?」
本田 「心配すんなって!バッチリだよ!」
秋山 「・・・・・・・・。」<あんた、さっきまで・・・・>
青ざめた顔で震えていたのはどこへやら?ターゲットカップルの【濡れ場】を目撃してあっさりと完全復活の本田。普段よりも冴え渡るカメラワークをしている・・・・・・。探偵魂なのか、エロパワーなのかは不明。<たぶんエロパワーばい>
そんなこんなで、ターゲットの【濡れ場】の撮影に成功し、大観覧車も地上に到着。
ターゲット達は観覧車を降りると、観覧車に乗る前とは打って変わってそそくさと移動を開始!ゴンドラ内のボルテージが冷める前に、次なる個室に移動したいのでは?そう!次なる個室とは・・・・・・・・
本田 「あの急ぎっぷりは、帰宅じゃないな。」
秋山 「ですね。終電にはまだ時間がありますからね。」
本田 「今日こそ煮込むつもりだな。」
秋山 「十中八九間違いないと思いますよ。」
煮込む気満々のターゲット達が、小走りで向かっているのはタクシー乗り場。<電車じゃなかとね?>
本田 「不味い。タクシーが1台しかいないぞ。」
終電まで時間があるせいか、乗り場に待機しているタクシーは1台のみ。その1台にターゲット達が乗り込もうとしている。
本田 「秋山。田端に連絡しろ。」
秋山 「既に待機中のはずですが・・・・」
携帯を取り出し、電話を掛けようとすると【着信】
ディスプレーには「田端」と表示されている。
秋山 「もしもし。現在地は?」
田端 「今タクシーに乗車したのがターゲットですね。」<あんた、どこにおっとね?>
秋山 「そうですけど。どこにいるんですか?」
田端 「了解。追尾します。 ガチャ・・・・」<だけん!現在地はどこね?>
そんなやり取りの間に、ターゲットを乗せたタクシーが発進し始める。それと同時に本田と秋山の右後方から、「キュルッ・ブゥォ~ン」と田端バイクのエンジンスタート音が聞こえてくる。<そげな所に、おったとね?>
本田 「田端はそんな所にいたのか?でも、これで安心だな。」<同感ばい>
秋山 「田端さんを呼んでいて正解でしたね。」
こんな事もあるかと思って、車両尾行が得意な田端(探偵ライダー)を事前に待機させておいて大正解。
本田 「あとは田端に任せて、事務所に戻るぞ。」
秋山 「了解です。では。電車で帰りますか?」
ターゲットの動きが気になりつつ、電車に揺られていると、田端から速報メールが!
【ターゲット達は○○○ホテルに入る。撮影完了。撤収します。】
これでターゲットも年貢の納め時ってモンです。この証拠の使い道は奥さんの自由ですが、旦那さんの弱みを握ったのは事実。この事実を基に旦那さんに交渉して行き、旦那さんの浮気をやめさせる、はたまた、離婚話になっても旦那さんの不貞行為が明らかになっているので主導権を握れます。兎にも角にも旦那さんの出方次第って所ですね。
本田と秋山は、任務を全うした充実感からか、帰りの電車が「揺り椅子」のような心地よさとなり、短い夢の世界に出かけていました。
さて、次はどんな調査が舞い込んでくるのやら?