探偵

「失恋と復縁」

もうすぐ深夜12時半か~。
この時間帯は終電で帰られるお客様と、
終電を逃し、始発までの時間潰しにふらっと入ってきたりして
人の入れ替わりの多い時なんです。
早番勤務が終わって帰り支度をし携帯をふと見たときでした。

げっ!!1分起きに着信が埋まってる。

相手は、卒業以来会ってない大学時代の同級生(♀)。

こんな時間に、同じ番号で埋め尽くされた着信履歴を見ると
ぞくっとします。
いいことで連絡してきてるとは思えません・・・。
時間も時間だけど、普段連絡してこない人が連絡してくるって
借金とか結婚とかお金のかかりそうな話としか思えないんだもん(被害妄想?!)。
見なかったことにしたい気持ちはヤマヤマでしたが、
無視するわけにもいかないので、かけたら1コールで出ました(怖いっつーの!!)。
んんーお金絡みじゃなかった。
でも嫌な予感はあたり。
泣いていて何を言ってるのか理解するのにかなり時間がかかりましたが、
(この時点で終電逃しましたけど)
ようは学生時代から付き合っていた彼(私も知ってる相手)に振られた。
どうしよう・・・。というモノ。
何で急に私に相談を?という思ったら、ワタクシが探偵だというのを覚えていたらしい。

電話を切ったら自殺しそうな勢いなので、小心者のワタクシは断りきれず
タクシーで彼女の家に行く羽目に。あーあ、私ってお人よしだなあ・・・。
そんなこんなで一晩話を聞き、家に帰る電車の中で思ったのですが
やっぱり、一人で抱え込むのはよくないなあってこと。
抱え込めば抱え込むほど、そのことしか考えられなくなって悪循環になっちゃう。
聞いてもらう相手は、友達でも家族でも誰でもいいんですが
ずっとは聞いてくれないじゃないですか。
最初は聞いてくれても、だんだん面倒になるのも仕方ない。
それぞれ生活があるわけだしね。
そこで人間関係にひびが入ってしまったりするのも問題。

こういうときに、職業として話を聞いてくれる存在ってやっぱり必要なんだなって。

皆「諦めろ」「時間が解決する」的な回答しか言わないわけだし。
「でも諦めきれない」「復縁したい」っていう願いに協力してくれようっていう人は稀でしょ。諦められる人はそれでいいと思うよ。
でも、諦められないケースがあるから私達みたいな存在が成り立つんだし。
諦めなかったからこそ、うまくいくケースもある。

「復縁できますか?」「復縁の可能性は?」「復縁に聞くおまじないってある?」
「復縁の方法なんかないかも・・・」「失恋したけど、諦めきれない。どうしても復縁したい」「振られた相手を見返したい」
など、さまざまな言葉がアンサーにいらっしゃるお客様からもよく聞かれますが、
「でも、無理かも・・・」という自己完結した言葉とセットになってることも多いんです。可能性にかけたいから、聞いてるんじゃないのか?!
と突っ込みたくなることもありますが、何事も「絶対ダメ」はないんです。
やってみることで、少しずつ変わっていく。そう思います。

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