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『ハーフ・ロック』

アノ名作映画『カクテル』でも、サムライになってしまう前のトム・クルーズが言ってよなぁ。

「一番、美味い酒はショットだ!」って。
おいおい、トム。甘いよ甘い!
 
ショットよりも酒を味わい深~くしてくれる飲み方があるのだよ。

これこそ、今回の一杯、ハーフ・ロックなのだ。

ロックでワイルドっちゅうのも粋だけどね。

もう少しこだわって、ハーフ・ロックと注文された方が、グッとくるんだなあ、作り手としては。

この飲み方は、読んで字のごとく、原酒と同量の水で割った水割りのことなんだが、いわゆるシングルモルトを作ってる蒸留所なんかでは、酒の出来具合を見るときに、原酒を水で割って、試飲。

風味を確認するそうな。そりゃあ、何種類もの原酒をショットで飲んでたら、肝臓がもたん。

というか、水で割った方が、酒本来の風味がわかりやすくなるんだと。

シングルモルト、ブレンデッド、バーボン…。

どれで試しても、いままで発見できなかった味わいを楽しめること請け合いなんだなぁ。

そこでだ。我、アンサーにて、ぜひ、ハーフ・ロックで飲んでもらいたい酒をご紹介しよう。

"おじいちゃん"のラベルが何とも愛らしいバーボン・ウィスキー、ベリー・オールド・セントニックだ。

中でも、春に収穫したライ麦を、冬に蒸留したウィンター・ライは、現在、終売にて超プレミアもの。

ところが、この酒がアンサーにはあるんだなぁ。フフフ…。

厳密に言うと、トウモロコシが原料じゃないからバーボンではないのだが美味けりゃ関係ないわな。

サマー・ライっちゅうのもあるけど、飲んだ後のグラスに残る香りは断然
ウィンター・ライの方が上! 

ガツンッとくる特有の味わいと、まろやかな飲み心地を備えた逸品で、三沢の大好物でもある。

もちろん、真心込めた手作りの丸氷で酒を十分冷やし、同じ温度のミネラル・ウォーターで割ることも忘れてない。

ハードボイルドな酒を洒落た飲み方で決めて欲しいね!

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