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『ベネディクティン』

リキュール種の中にベネディクティンという酒がある。
名前を聞いて、即、修道院を思いついた方はなかなかの博学ですぞ! 
この酒が生まれたのは、1510年。場所はフランスのベネディクト修道院。
そこからついた、至極、単純な名前がベネディクティンというワケ。
歴史をサラと申し上げると、次のとおり。


フランス北西部ノルマンディ地方セーヌの河口に程近い、海沿いの街フェカンにある
ベネディクト派の修道院で、僧侶ベルナルド・ヴィンチェリが、
多種のハーブを調合したユニークな長寿の秘酒を発明した。それが、ベネディクティン。


現在では、フランスを代表するリキュールのひとつに数えられている。
薬草系。この言葉のとおり、ベネディクティンも、酒でありながら、薬でもある。
何でも、次の症状にはバツグンに効くらしい。


頭痛、不眠症、歯痛、喉の痛み、気管支炎、駆風、慢性疲労、更年期症状…。


もう、バッチリ薬! マツキヨに売っててもおかしくない。
常連のお客様からこんな話を聞いたこともあるくらい。


「知り合いに、毎晩、べネディクティンを飲んで寝てるから健康なのよって言うおばあさんがいてね」(笑)


みたいな。養命酒じゃないところが、何ともお洒落。
あ、でも、逆に外国行ったら養命酒の方が洒落てたりして。文字もCOOLな漢字だし。
“ヨー・メー・シュー”とかアクセントも違うんだろうね、きっと…。


なことはどーでもいいのだけど、ちょっと風邪気味でという方は、
バーでさりげなく注文してみてはいかが?
「ちょっと具合が悪いので、ベネディクティンをショットでください」とか。
間違っても養命酒は注文しないように。つか、置いてないか…。

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