テレビ取材がまたまた入った。久しぶりにトークが冴える!
チャンネルは、ケーブルテレビの雄『スカイパーフェク!TV』。
相手にとって不足なし。
しかし、店にやって来たパーソナリティーは、三沢をも驚愕させた二人組だった!?
取材日の当日、準備を済ませてスタッフの到着を待つオレ。
通常営業は22時から取材だから仕方ない。許してください、お客様。
と、そのとき、店の扉が開いた。
デッカイ黒人女性とスペイン系の美女二人組だった。
ココは六本木。我がアンサーにも、たまに、外人の客様がやって来る。
オー、デモ、ザンネンデスネェ~。キョウハ、サツエイガハイッテルンデスヨ~。
オレが流暢なイングリッシュを炸裂させようと思ったその瞬間、二人が口を開いた。
「どうもー、今日はよろしくお願いしまーす! 私、ベネで~す!」(黒人)
「イザベルで~す!」(スペイン系)
「?????」(三沢)
どうなってんの? と、次いで機材を抱えたディレクターさんがやって来た。
ということは、この二人が今日のパーソナリティーなの?
「ええ、イザベル&ベネっていいうお笑いコンビなんですよ」(ディレクター)
「お笑いやってまーす!」(二人組)
脅かさないでよ。ビックリですよ。
何がって、二人とも、完璧な外人なのに、日本語が完璧なんだもん!
取材の打ち合わせ中、イザベルがマッサージ・チェアーに興味を示した。
「試してもいいですか?」
「ど、どうぞ…」
お任せ揉みで、スイッチ・オン。ブルルルルル~。
「OH! っつーか、ベネ、コレ、チョー気持ちいいんだけど!」(イザベル)
「マジで? スッゲー、おもしろいココ!」(ベネ)
ギャル語まで使いこなしてる。な、何者なんだ、この二人は!
困惑気味のオレをよそに、着々と取材の準備は進んでいた。そして、いよいよ撮影が開始された。
「何で、探偵をやろうと思ったんですか?」(イザベラ)
もう100万回は答えた回答。慣れた調子で返す。
「へえ~、なるほどねぇ~。ヤリてぇ~、探偵!」(ベネ)
おいおい、そのコメントは想定外だったよ! 思わず、ツッコんでしまった。
「いや、そりゃあ、無理があるんじゃないの? 六本木担当しかできないでしょ?」
それでも負けないベネ。
「あ、ソレ、いいッスね! ロッポンギ担当エージェント!よくない? イザベラ?」
「っつーか、オマエ、デカいし。それに黒いし。どこ隠れんのよ。すぐバレちゃうし!」
そうそう。イザベラの言うとおりだよ。
「ええ、結構、向いてると思うんだけどなあ。昔、学校で噂をバラまいて友達のホンネを聞き出したりしてたし」
全然、探偵じゃないっつーの!」
そうそう。正しいよ、イザベラ。
「そっかー。じゃあ、スタッフの方かなあ」(ベネ)
「もういいっつーの」(イザベラ)
アンタら、それネタだろ…。
「ところで、そのボードに書いてある"初恋の人の今を写真に撮る"っていう仕事もやるんですか?」(イザベラ)
「あ、そうですね。そういう依頼もありますよ」(三沢)
「いいねえ、ソレ。撮って欲しいなあ。初恋の人!」(ベネ)
「ええ、いいですよ。仕事でしてだったら、どこへでもですから。ちなみに、今、どこに居るとかいう情報は持ってるんですか?」(三沢)
「セネガル!」(ベネ)
・ ・・・・・・・・どこ?
サッカーの強い国だったよね。確かアフリカの…。
そんな感じで、楽しい撮影は進んでいったのでした。
番組名はso-netチャンネル749の『副業チャンネル24時!』。
放映日の詳細が決まりましたら、情報欄でお伝えいたします。
しかし、危うく、黒人女探偵が誕生するとこだったよ。
アブナイ、アブナイ!?