テレビで話題のリコカツ。別れたい、離婚したいと思っている人のリコカツの最終手段が別れさせ屋工作

北川景子と永山瑛太のTBS金曜ドラマ『リコカツ』がウケています。
婚活、終活と「活」をつければ気軽に感じるから不思議なもので、離婚活動をソフトタッチに描きたいという思惑があるのでしょう。
一度結婚したら自分の気持ちを押し殺してでも我慢し続けなくてはならない。
自分の一生を犠牲にするのはナンセンス。
離婚は後ろめたいものでも不幸なものでもなくて、夫婦お互いが次のステップに進み幸せになるための過程である。
そう考えたほうが合理的で現代的であったりします。
夫婦が揃って離婚を望めば話は早いのですが、ほとんどの場合がそうではない。
一方が離婚を拒否して離婚問題がくすぶり続けている夫婦。
最も多いのが片方が離婚を望み様子見しているケース。
離婚したい側のほうが圧倒的に不利で、法律も味方してくれません。
むしろ、法律が次のステップへ進むための足かせになってしまっていることも多いのです。

離婚をしたいからと自力でリコカツをするときに考えなくてはならないこと、それに伴うリスク

離婚を望む側が離婚話を切り出すときには配偶者がどう考えるかをシュミレーションしなくてはなりません。
配偶者が浮気していたりして法的にも圧倒的に有利な立場にいれば簡単なのですけど、盾も矛もない状態で離婚したいという主張が簡単に通るわけはない。
自分の気持ちを正直に訴えればややこしくなってしまいます。
離婚を言われた側は、「なんで?」「どうして?」となるわけです。
多少の非は感じていたとしても、離婚を言われるような筋合いのものではない。
離婚を切り出した側になにか隠し事や自分勝手な事情があるのではないか。
そのように考え始め、一方的に相手を責め立てたりするような思考回路になっていくわけです。
肝心の離婚話よりも、相手に対する疑念だけが膨らみ、それを探ろうとする気持ちで一杯になってしまうのです。
自分の非などどこかに飛んでいってしまって、被害者意識の塊のようになり、責任追及に終始するようになる。
浮気など一切していなくても、まるでしているかのような眼で見られ、さらに束縛が厳しくなってしまう。
実際に不倫など一切していないのに浮気調査をされて何日も尾行されてしまったケースもあるくらいです。
ありもしない浮気話を周囲に相談されてしまって、まるで加害者のように扱われた人もいます。
実は不倫をしていてそれで離婚したい。
このような状況の人はもっと困るでしょう。
離婚を切り出すまでは浮気を疑われてなかったのに、自分の首を絞めることになって、不倫相手との関係まで悪化してしまったり…
ドラマとは違って自力でできるリコカツはゆっくりと時間をかけて少しずつ配偶者に嫌われるようにしていくしかないのです。
早く離婚したいからと急に態度を変えて嫌われようとすると、それまた疑心暗鬼の目で見られることになります。
日常生活を送る中でごくごく自然に少しずつ嫌われるように演じていく。
それで2年3年と続けても離婚できずにただ夫婦関係が悪くなるという可能性も高く、道のりが遠い割にはリターンが少なかったりします。

離婚を切り出す前にリコカツのプランをしっかりと考えること。別れさせ屋を利用するのに適したタイミング

離婚のきっかけを作ったり、離婚という選択肢を考えさせたり、躊躇っているときに背中を押す。
自然に任せて待っていてもそのようなことは起こりません。
それを人為的に行っていくのが別れさせ屋の役目です。
とくにきっかけがない状況で離婚を切り出してしまうと配偶者も身構え、猜疑心と被害者意識の塊のようになってしまいます。
そのような状態よりも、ガードが緩いときのほうがやりやすい。
依頼を考えているのであれば、配偶者に離婚を切り出す前のほうがタイミングとしては適しています。
そして、工作によってきっかけなどを作り、機が熟したところで離婚を切り出すわけです。
確かに多額の費用が掛かってしまいます。
しかし、離婚協議が不調に終わり、調停、裁判となり、何年時間をかけても離婚できなかった。
別れさせ屋に依頼するよりもさらに大きなお金と時間を失ってしまった。
そのようなことも考えられるわけで、リコカツをするならば別れさせ屋を利用することも考えましょう。