夫のDVで熊田曜子が離婚を決意。コロナ禍が長引いてますます増えていくDVが原因の夫婦間トラブル

適度な距離をとっていたからこそなんとかやってこれた夫婦は意外と多いのです。
夫婦で過ごす時間がたまにあるからこそ貴重なものとなって楽しめる。
それが必要以上に増えてしまうと、相手の嫌な部分が垣間見えて衝突したり、コロナ禍で溜まったストレスを相手に吐き出してしまう。
気を許せる相手だからこそブレーキを忘れてぶつけてしまう。
二人で過ごす時間が少しずつ増えていくようであれば良かったのだが、それが一気に増えたことで摩擦が生じる。
例えばこれまでに週一度しか一緒に過ごさなかった夫婦がコロナ禍で毎日顔を合わせることになる。
これだけ極端な生活の変化が起これば、DVも増えます。
人間性の問題でもありますから、どのような状況になってもDVなどしない人はたくさんいます。
どのような状況でもする人はします。
問題はその中間層で、普段であればDVはしないが、大きな環境の変化によってしててしまうような予備軍です。
それがコロナの影響でDVの加害者になってしまう。
結果的に被害者である配偶者が苦しみ離婚を考えるという流れです。

法的にDVは離婚原因になるがそれが認められるケースは少ない。泣き寝入りせざるを得ない人が多い

熊田曜子の場合、実際に夫は暴行容疑で逮捕されている。
暴力があり実際に傷跡があったり医者の診断書などもあり、さらには警察沙汰にまでなる。
現在離婚協議中とのことだが、このようにDVが目に見えた形になって表面化すれば法律を武器にして離婚に持ち込めると思います。
問題は言葉の暴力などによる精神的なDVでこれは形に残りません。
傷跡があれば第三者が見ても明らかですが、心の傷を立証するのは困難です。
しかも、DV加害者は世間的には柔和で腰が低く人付き合いも良いといった傾向があります。
とてもDVをするような人には見えない。
世間からはこう見られている人が多かったりするのです。
その本性は被害者にしか見せず、被害者がいくら言っても信じてもらえない。
日常をともにしている子供DVが行われていることに気づかないというケースもあるのです。
そのため、被害者が声を上げにくくなってしまって孤立するのです。
自分の両親に事実を打明け相談しても一蹴されることもある。
声を上げたらさらに加害者は逆切れしてDVは酷くなり、被害者は自分が我慢するしかないとどんどん内に籠ってしまうのです。
そして、次第に自分のほうが悪いのではないかという錯覚に陥ってしまう。

コロナ禍が続いて別れさせ屋にDV相談や離婚したいと訴える人が急増中。相談内容の中身とは?

身内にも友達にも相談できない。
かといって我慢をし続ければ自分が壊れてしまう。
このような苦境に立たされ、離婚したいと別れさせ屋に相談してくるわけです。
まず相談者が気にするのは自分に落ち度があるのか、それとも相手が悪いのかということです。
客観的に見てどう見えるのかが知りたいのです。
世間的には評価されたりDVをするような人には見えない配偶者。
にもかかわらず相談者に対してDVをするのは相談者自身に原因があるのかを聞いてくるのです。
ほとんどの場合、相談者に落ち度はありません。
次にコロナ禍が終ればDVはなくなるのかを知りたがります。
おそらく日常生活が戻ったとしても以前のように戻る可能性は低いと思います。
DVを我慢し続けると完全に力関係が出来上がってしまいます。
全ての原因を被害者にぶつけることでストレス発散したりする癖がついてしまった人は元には戻れません。
川の流れを下流から上流へと逆流させるくらい難しいのです。
コロナが終れば…と自分に言い聞かせて今を我慢しても解決はしません。
浮気癖をなおすよりもずっと難しいことなのです。
法的に離婚を主張しても難しいようなときには別れさせ屋に依頼するのも一つの方法です。
考えてみてください。