夫婦の離婚問題に親が干渉して強い影響力を及ぼしているケースでどうするか?ポイントと進め方の解説

夫婦の離婚問題に親が干渉して強い影響力を及ぼしているケース

今月1日、杏と東出昌大の双方が所属事務所を通じて離婚を発表しました。
コロナで忘れかけていましたが、これで5年半の夫婦生活に終止符を打ったわけです。
杏に離婚を思いとどまらせようと、東出昌大は地元のラーメン屋で実母と相談を重ねていたという報道も出ました。
東出の実母も杏の説得を試みたようですが、今回は気持ちを変えるほどの影響力はなかったようです。
これとは違って、当事者である夫婦の親が二人の結婚生活を大きく左右するほどの影響力を持つようなケースがあったりします。
自分たちのことなのに、親の意志で決まってしまって、思うような関係性を築けない、自分の好きな人生を歩めないという人が意外と多くいるものです。

離婚したいけれども両親が強く反対して配偶者が首を縦に振ってくれない。配偶者の意志はあってないような状態

夫婦関係はほとんど終わっているような冷めきったもので、このまま今の生活を続けていても意味はない。
妻も夫婦関係を改善するような気持ちもなく、ただ惰性で一緒にいるような状態。
子供のこともあるが、できるだけ早く離婚して、もう一度人生をやり直したい。
妻自身も結婚生活にこだわっている様子はないのだが、妻の両親が離婚に反対している。
妻は実の両親の言いなりのような状態で、話し合いをしても向き合ってくれない。
かと言って、両親と話しても、子供のことや世間体の話を繰り返すだけで、今では私を避けて話しすら聞いてくれない。

配偶者が離婚したいと言ってきて、よくよく聞いてみると、それは実母の意見。私たち夫婦の将来を母親が決めてしまうような状況

40歳になった途端、夫に離婚を切り出されてしまった。
夫婦関係は決して悪いほうではなく、夫を問いただして分かったこととは…。
夫はとくに子供にはこだわっていなかった。
夫婦それぞれ仕事を持って、仲良くやっていければよいという考えだったはずなのだが…。
結婚して10年。妻は40歳。
子供ができない妻といつまでも一緒にいても仕方がない。
跡継ぎを残すことが妻の一番の務めで、離婚をして、お互いやり直すべきだ。
妻の知らないところで夫の実母はそう言って諭し、マザコン気味の夫は完全にそれに洗脳されてしまった状態であった。
夫婦で話し合うと、夫は離婚を考え直す。
しかし、夫が母親と話してしまうとそれまでとは変わって、強く離婚を主張してくる。
この繰り返しで、悪くなかった夫婦関係も少しずつおかしくなってしまっている。
夫婦のことは当事者間で決める。
当たり前のような状態に戻して、夫婦関係を改善したい、夫ともう一度やり直したい。

親が干渉して強い影響を及ばしているような状況における、別れさせ屋、復縁屋の動き方を解説

別れたい、別れさせたい、復縁したい、関係を改善したい。
上記は一例だが、当事者の意思よりも、親の意見が反映されてしまっているような場合には、当事者に仕掛けても意味がありません。
たとえば、離婚を主張してきている夫に対して工作をして、気持ちを変えたとしても、それは一過性のものです。
親と話してしまえば、すぐにまた元通りになってしまうわけで、それまでの工作が無駄になってしまいます。
これを延々と繰り返しても状況は変わりません。
かといって、親子の縁は切れませんから、工作をするのであれば、キャスティングボードを握っている親に対して仕掛けていくほうがいいのです。
もちろん、親の年代を考えれば、その固定観念を突き崩して変えることは容易なことではありません。
あるときから時間が止まっていて、いまの時代を全く取り入れられず、昭和的な考えに凝り固まっている人も多いです。
また、根底にあるのは子供への愛情であって、良かれと思って主張しているからなおさらたちが悪いのです。
このような人の懐に入り込み、信頼を得るためには、まずは一度それに同調することです。
そのうえで、このような考え方もあるといった具合に少しずつ時間をかけて、視野を広げさせてあげる作業が必要になってきます。
肉親同士、親族同士だとどうしても、否定されると「子供のくせに」と反発してしまう。
アカの他人のほうが素直に耳を傾けられることもあるのです。
離婚したい、復縁したいからその相手に仕掛けるのではなく、誰が主導権を持っているのかを考え作戦を練る必要があります。
当社にはあらゆる年代のスタッフがいます。
状況に応じて進め方を考えていきますので、お気軽にご相談ください。