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まず、僕と彼女の事についてお話します。
僕と彼女は小中の同級生で、成人式をきっかけにした同窓会で知り合いました。
小学校中学校時代にはクラスが数回しか被らなかった事もありあまり意識していなかったのですが…
その同窓会で再会した時好きになってしまいました。
一目見た瞬間あまりの綺麗さにびっくりしてしまい、同窓会中ずっと意識し続ける始末でした…
勇気を振り絞ったのと友達の力を借りてどうにかその場で次の約束を取り付け、その後友達何人かと共に遊ぶようにまでなったのですが、そこでその娘に彼氏がいることがわかってしまったのです…。
どうやら彼からの告白だったらしく、彼女としてはそこまで本気の様ではなかったらしいのですが、僕の心中はズタズタでした。
本心としては身を乗り出して別れるよう動きたかったのですが、僕と彼女の関係まで悪くなりそうです…
友達に相談しようかとも考えましたが、彼らの別れさせに親身になってくれる人はいる由もなく、結局片思いは続きました。
探偵社に依頼
ある時冗談交じりに友達から「プロに頼むのはどうよ」と言われ、始めは流していましたが後々真剣に考えるようになりました。
サイトで色々調べ、住所が電車でいける範囲だった事と、一番信頼できそうだと思い、探偵BARアンサーに相談しました。
丁度その時、彼女と彼氏の関係が悪くなっているというのを聞いていたので、これは別れさせるチャンスだと思ったのですが、調査には想像以上にお金がかかり、一度は躊躇してしまいました。
ですが彼女のことが本当に本気だったことと、これまで貯めていたお金の使い方はここだと決意し、依頼に踏み切ったのです。
別れさせを依頼するにあたり彼女と彼氏のどちらを工作の対象にするか迷ったのですが、話し合いの末彼女を対象にしました。
彼女の彼氏に対する直接的な真意と、上手くその彼と別れるような気持ちに持っていければというのが狙いでした。
僕が知っている情報をもとに調査の時間などを決め、いざ接触へとなりました。
彼女の休日が土日だということは知っていたので、初めの接触は土曜日に出来ればとお願いしました。
昼前から調査を依頼し、実際に彼女が外出したのは夕方にさしかかった頃でした。
彼女が本屋へ入ったタイミングで接触をしてもらい、一度目の接触は無事終了しました。
このまま順調に連絡先交換まで行ってくれ！と次の日、日曜日に賭けました。
時間は同じく昼前からお願いしました。その開始直後に彼女は家を出たようでした。
彼女はショッピングセンターに行き洋服を見てまわったとのことで、二度目の接触はそこで行われました。
連日で接触が出来たことが大きかったんだと思います。彼女の反応は良かったとの事で、工作員の方もうまく話を誘導してくれ、彼女と工作員さんがLINEを交換するという展開になりました。
LINE内のやり取りを報告メールで見ていると、僕の目からは仲のいい友人同士に見え、プロの方は本当に凄いんだなとただただ関心してしまいました。
工作員さんと彼女は何度か会い、その会話の中で、僕がずっと気になっていた彼氏の話を知ることが出来ました。
てっきりそれなりには関係が続いているものと思っていたのですが、どうも彼氏とはほとんどデートに行っておらず、あまり会ってもいない様でした。
彼女いわく「彼氏にはなったけど、相手の仕事が忙しくあまり会えていない」との事で不安や不満がたまっていたようです。
関係が良くなっていたらどうしよう、結婚を意識しているのか、という不安は杞憂に終わり安心しました。
後日、友人経由で彼女と彼が別れたという話をききました。
おそらく彼女が彼への気持ちを口に出したことが、別れを本格的に考える最後の一押しになったんだと思います。
彼女と僕の関係を維持したまま、二人を別れさせることに成功したのはプロの方に手伝っていただけたからです。
友達や知り合いに手伝って貰っていたとしても、面倒事や関係が悪くなることもあったと思います。
その彼と別れた後、彼女は新しい彼は作らないと言っていましたが、彼がいた当初より、僕と彼女の関係は少し近くなったように感じています。
工作員をとおして彼女の悩みなどを聞くことが出来たのも大きな助けとなり、彼女との距離が上手く縮められたんだと思います。
本音を言えば依頼後もやり取りなどの相談に乗って欲しかったですが、そこは男らしく自分の力でなんとかしていこうと思っています。
長くなりましたが僕の話は以上です。探偵BARアンサーさん、本当にありがとうございました。